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≫ 基礎知識-1 歴史

≫ 基礎知識-2 特徴と性格

≫ 基礎知識-3 健康上の問題

≫ 基礎知識-4 グルーミング

≫ 基礎知識-5 ゴールデンに関するFAQ

引用:Cindy Tittle Moore他著
K9-Webブリード別コーナーより
編集:GRCJ
グルーミング
ゴールデンは定期的にグルーミングする必要があります。グルーミングによって抜け毛を減らすことができますし、毛玉になることを防ぎます。

グルーミングはパピーの時から習慣付けるべきです。パピーの時は毛が短いので実際にはまだそれほどグルーミングする必要はないかもしれませんが、そうすることによりパピーはグルーミングを楽しめるようになります。

定期的に、週に一回か二回のグルーミングを行っていれば、一回あたり30分くらいで済むでしょう。毛が抜ける時期は、毎日少しのブラッシングをするとよいでしょう。また、外にいって、草の実などのゴミを付けてきたら、櫛を通すことで簡単に取ることができます。

体全体のブラッシングから始めます。足の飾り毛や、胸、耳、尾の毛にはピンブラシを使います。その他の部分はスリッカーを使うとよいでしょう。ブラッシングの後に櫛を通して抜けかかっている毛を取り除きます。この時、ノミやダニがいないか、皮膚病になっている所はないかをチェックします。ゴールデンはホットスポット(急性湿性皮膚炎)になりやすい傾向にあります。耳掃除と爪切りもこの時行います。

シャンプーする際は、シャンプー前にまず全身を良くブラッシングしましょう。濡れた状態で毛玉があると、ますますからまり、取ろうとすれば犬も痛がります。必ず犬用シャンプーを使ってください。人間用シャンプーは皮膚をドライにします。ゴールデンはダブルコートですから、シャンプーをし過ぎるとアンダーコートがなくなってしまいますから、あまり頻繁にシャンプーすることは避けてください。普段は、足を洗うくらいにして、もし泥などで汚れたら、それが乾くのを待ってブラッシングして落とせばよいのです。あるいはブラッシングした後、水だけですすげばいいでしょう。ゴールデン本来のコートを持っていて、普段から手入れされていれば、汚れは簡単に落ちるものです。

ごく普通のゴールデンのコートならば、定期的なグルーミングをしていれば毛玉になることはありません。しかしスタンダードで言われているコートよりも柔らかくシルキーな毛は毛玉になりやすいものです。たった一晩で毛玉になる犬もいるくらいです。小さい毛玉はじっとしていてくれる子なら、金櫛でほぐすことができます。大きな毛玉は取り除かなくてはいけません。鋏を使うのは犬が動いたりすると傷つける危険がありますからやめてください。毛玉になりやすいのは耳の後、足の飾り毛(特に後肢)、尾、耳の内側です。毛玉になりやすい毛質の犬は、特にこれらの部分はまめにブラッシングしたりトリミングをしたりするべきです。プロのトリマーにやり方を習うのもよいでしょう。毛玉はノミが繁殖するのに絶好の場所ですし、そうすると皮膚炎を生じますから、毛玉を作らないようにすることは大事なことです。

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